昨今インフレが激しくてお財布事情なかなか厳しいですよね。みなさまはどのように対策されていますでしょうか?
私にとって特に米が悩みのタネとなっておりまして、原則ふるさと納税で米を調達しておりますが、同じ金額寄付しても、届く米の量は半分となかなか辛いところです。。。

他にも4/1に酒などが一斉値上げされたり、ガソリンがまた値上がりしたりと、インフレが止まらない状況です。
値上がりするなら、それまでに買いだめすればええやん!と単に思いがちですが、ふと、

と思いましたので、今回は投資という観点も踏まえて素人ながら分析してみましたので、レポートにしたいと思います。

想定するまとめ買い
今回想定するまとめ買いは、定期的に消耗されるものを想定しまして、下記の通りに設定します。
前提条件
・購入先 :店舗
・ポイント :含めない
・消費期間 :1年で全部使い切る 2か月に一つ消費(年間6回分)
・検証期間 :4年間
・購入金額 :月2000円分
・投資リターン:4%
・物価上昇率 :0%、2%、5%、10%、-10%
・まとめ買い割引率※1:0%、2%、5%、10%、15%
備考:初回のみ値上げ前の値段で購入
※1:まとめ買い時の単価と単品買いの単価の割引率
1年の予算をまとめ買い1回分として、そこから2か月に一度単品買い分を差し引き、毎月の残高から投資リターンを加算していきます。これにより、残高額がいくらになるのかを算出することで、マイナスに突入すれば、まとめ買いより多く支払っていることになります。

イメージはこちら↓↓↓
各値上げ率だけを見る
前述の条件より、物価上昇率だけを変化させたものがこちらです。
投資リターンがきれいな直線を描く前提での算出ではありますが、いずれのパターンにおいても最終的には単品買いの方が有利になることがわかりました。

毎月の残額から投資リターンを得ており、また最終的にはまとめ買いも単品買いも同額を支払っているため、このような結果になったのだと考えています。
しかし、初年においては5%以上の値上げが予定されているものであれば有効ですので、その時だけまとめ買いをし、それ以降はまとめ買いをしない方がお得といえるのではないでしょうか?
各値上げ率とまとめ買い割引率を見る
次は、値上げ率に加えてまとめ買い時の割引も考慮した結果を共有します。
上記のグラフから、割引率が大きければ大きいほど、まとめ買いがお得となり、その差は開くばかりとなっています。このことから、値上げするからまとめ買い!ではなく、単価が10%くらい安くなるからまとめ買い!の方が断然お得であることがわかりました。
結論:まとめ買い時の割引率に左右される
本記事では、値上げ率とまとめ買い割引率がどのように作用するか、条件設定をして検証してみました。
結果、
・値上がり前に駆け込みで購入するときは、5%以上値上がりするときだけにして、それ以降は単品買いの方がお得
・まとめ買いするときは、まとめ買い割引率が高ければ高いほどお得
という結果が得られました。
また、値上がり率よりまとめ買い割引率の方がより影響を受けるようですので、このあたり気にするとよいかもしれません。
ぜひ単品よりどれだけ割り引かれているか、チェックしてみてください!
