みなさん、昨今のお米の値上がりで家計運営が厳しい状況ではないでしょうか?
かくいう私はふるさと納税でお米を入手しているので、直接的なダメージはないのですが、昨年から納税額も2倍になっており、他の返礼品に回しづらくなっている状況です。
そんな中、最近巷ではパックごはんの方が安いと噂があるようです。人の手を加えた商品はその加工代が含まれるので加工前より高くなるはずですが、どうもお米に限っては変わってきているとのこと。今回はこの実態を調査・分析し、本当にパックごはんの方が本当に安いのか?ふるさと納税の返礼とはどうか?をレポートしていきたいと思います。
みなさんの節約生活並びに投資資金捻出に貢献できれば幸いです。
現状のお米価格(市場価格とふるさと納税額)
まずは、実態調査から。市場価格については、私の周りのスーパーを参考にしますと、だいたいお米キロ単価800~1,000円といったところのようです。また、ふるさと納税の返礼品相当額はキロ単価2,400~3,000円となっていました。
▼先日調査行ったため、引用しております。
方やパックごはんについては、我らが業務スーパーで買える300g×3パック429円(税込)とのことで、単価47.6円/100gになるようです。また、ふるさと納税ではパック単価229円/100g~250円/100gほどのようです。
▼写真
しかし実はこの状態では金額比較ができませんので、次のように換算を行います。
お米とパックごはんの換算の仕方
みなさんご承知のとおりかもしれませんが、お米の100gとパックごはんの100gは全く同じではありません。パックごはんあくまでも炊いた後の米。つまり水分を多く吸収しているため、パックごはんの方が使っているお米の量が少ないのです。
参考までに、ネットの海を調査しましたところ、お米:炊いた米=1:2程度になるそうです。このことから、生米とパックごはんを単純な比較をするためには、パックごはんの重さ÷2すれば比較ができそうです。今回はお米側に重さを統一して表にしましたので下記に表記します。
業務スーパー価格で単価47.6円/100g、これは炊いた後の米ですので、炊く前の米の量は50gに相当します。つまりお米100gに換算すると95.2円/100gとなるわけです。
計算結果、95.2円/100gつまり952円/kg以上のお米を買う場合はパックごはんの方が安くなり、また、ふるさと納税の場合は4580円/kg以上の納税額になる場合はパックごはんの方が安くなることがわかりました。

まだまだ生米の方が安い。しかし。。。
調査・分析の結果、スーパーなどでお米を購入する際は、952円/kgを一つの線引きとしてパックごはんかお米かを判断すればよいことがわかりました。また、ふるさと納税の場合は4580円/kgが分かれ目になるのかなと思います。
お米をスーパーで買う際は、以前よりは考える必要がでてきたのが少し悩みのタネですね。。。ただふるさと納税では依然としてお米の方が有利ですので、枠があるうちはふるさと納税でカバーしていきたいところです。
▼なぜふるさと納税でわざわざお米を買うのかその理由を解説しています。
今回の検証を参考にしていただき、節約に貢献できれば幸いです!
